畳(いぐさ)に魅せられて
2014-10-15
暑い夏が過ぎ去り9月に入ると少しは涼しくなるのでしょうか
7月・8月は猛暑日が続き熱中症で体調を悪くされた方もたくさんいらっしゃいました。そんな暑い毎日 少しでも涼しく過ごすための、色々な工夫をされていたのでしょう。最近少なくなってきました畳の部屋(いぐさ)の香り・足さわり・肌さわり・の感触に懐かしさを思うのはわたしだけでしょうか
中古マンションリノベーションの時、あえて洋室を畳の部屋にされました。
一室を和室にして畳の部屋にされたお客様がいました。
新しい畳が敷かれた時、畳(いぐさ)の香りが部屋中にひろがり、何とも言えない心地良さを感じました。
畳は世界に類のない日本でつかわれる床材です。(いぐさ)を編み込んで出来た敷物で、畳縁とよばれる帯状の布を縫い付けるものと、縁の無い畳があります。たて・よこ 2対1の長方形一畳サイズと、これを半分にした正方形の半畳サイズの2種類があります。部屋寸法に合わせて生産されますが、
京間・中京間・江戸間・団地間の4種類があるようです
現代の畳に近くなったのは、平安時代からときいています。その当時は階級により大きさや縁の色が定められていたようです。
最近ではフローリングの上にラグマットとして敷かれるものが出ています
日本人はやはり畳が好きですね。(いぐさ)は汗などの湿気をとってくれて、いつも快適です。
又スポンジのような繊維が足に優しく保温性も抜群です。
マンションなどは気密性が高い為、カビ・ダニ・の発生も心配ですが、ダニ発生の条件は高温・多湿の環境下において餌になる(カビ・フケ・ホコリ)がダニ発生原因になります。畳目に掃除機をかけて、固く絞った雑巾で拭き、天気の良い日は窓を空けて、しっかり風を通して、換気を心掛けることで優しくすがすがしいかおりを保つ事が出来るとおもいます。決して畳の上にカーペットは敷かないで下さいね。
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